太陽光発電の効率をよくするには

太陽光発電の効率をよくするためには、手っ取り早い方法があります。
まずは、高品質な太陽電池を搭載したパネルを設置することです。
確かに、それならば変換効率はよくなります。
しかし、世の中の常というものがありまして、高品質な太陽電池であればあるほど、値段も高くなっていくものです。
それならば、太陽電池の量を増やせばいいじゃないか、という考えもあります。
これならば、効率の低い太陽電池でも、それなりの出力を維持できます。
しかしこの方法ですと、屋根の広い家しか設置することができません。
それに、太陽電池のパネルを多く設置すればするほど、屋根にかかる負担は相当なものです。
最近では、太陽電池のパネル自体も軽量化がはかられていますが、それでもやはり重いです。
屋根の強度も心配になりますし、地震があったときにはもっと心配になります。

それならば、他の方法はあるのかというと、あります。
それは、角度や方位を工夫するのです。
もっとも太陽光発電の効率がよい角度は、30度です。
この30度というのは、寝かせた状態から30度起こすということです。
そして方位は、真南が最もいいとされています。
角度に関しては、比較的30度で固定できる場合が多いので心配はありません。
問題は方位です。
例えば、真南に気があって光をさえぎっているような場合もあります。
そんな場合でも心配は要りません。
効率の良さを真南を100とした場合、南東や南西でも95、真東や真西でも82.8となります。
そして意外なことに、北側に設置しても、完全にゼロというわけではなく、50程度はあります。
仮に、北向きにしか設置できないという場合には、北向きに高品質の太陽電池を設置すれば、光の弱さを補えます。

もし、南向きに多くの面積が割けるようでしたら、そこには低コストな太陽電池を大量に配置するのがベストです。
それだけで、おおむね損得勘定で言えば、十分にプラスになるだけの発電量を得ることはできます。